専門家の価値
こんにちは。
税理士も税理士以外の専門家の価値は、今までと同じことをしているのであれば昔より下がっていると思います。
なぜなら、今まで専門家の頭の中にあった知識が、インターネットの発達によりすぐ調べることができるから。
まあ、その検索結果が正しい内容かどうかはわかりませんが…
じゃあ、何をして専門家としての価値を発揮すれば良いのか。
僕は税理士ですので、税理士で考えたいと思います。
一つは、正確な専門知識をお伝えする。
これは、インターネット等で検索して内容を調べたとしても、それが全て正しいものであるとは限りません。
また、税法は多岐にわたって細かく規定されていることから、規定されている内容を検索して全て調べ尽くせるかどうかもわかりません。
また、税法は毎年改正されることから、その改正内容をタイムリーにお届けする役割もあると思っております。
また、税だけではなく、経営・財務・資金繰り等の支援を行う税理士が増えていくべきだと考えます。
中小企業の社長が定期的に会う専門家で一番回数が多いと思われるのが税理士です。
ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、中小企業の社長は数字が弱い方が多いです。
その中小企業の社長に経営等のサポートすることにより、お客様の会社も成長することができ、税理士の価値も向上するのではないでしょうか。
もちろん、このような支援を行うためには、絶え間ない努力が必要です。
そのような努力を行う税理士が増えていけば、日本経済はもっと良くなると思っております。
従来までと同じことをしていれば専門家としての価値は下がる一方です。
そのため、専門家としての能力を磨くのはもちろん、それ以外にも何ができるかを常に考えて、それを行動に移すことが最も大事なことであると考えます。